先日、最高齢の男性の娘様から父からの連絡がないと夕方に直接教室に来られました。
確かに昼に受講に来られましたが、服装、言動が通常と違っていました。
これは実際に娘さんに伝えました。
毎営業日に予約を取り、教室に来るのを楽しみにしていました。そこからの変化です。
まずは13時予約に対して男性が来られたのが12時15分位で別の生徒様が受講中でした。
その中で相談がありますとのことでした。神経質な内容でもいけないので再度予約時間に来られるよう促しました。
その後の受講はご理解のある生徒さんだったので、後ほど来るよう促しました。(この1年間で時間間違いは数十回とあります)
男性が来られたのは1時間後の13時30分頃でした。
通常と違う点は下記の通りです。
1.服装はズボンが半分ずれ下がっていた状態
2.上の服装は、白の長袖と白の肌着の恰好
3.下は、紺の起毛のスウェットパンツの上に外出用のいつも履いて来られる綿パンツでした。
4.時間が違うから後でといっても室内に無理やり上がろうとしていた点(いつもと違います)
5.言葉もたどたどしい状態
6.表情は無表情(別の生徒さんが挨拶すると笑顔で挨拶していました)
7.顔色はどす黒い色ではないので安心
8.色々な方の死に直面してきた中でそのようなことはなく安心
相談については、1時間会話しましたが、支離滅裂な会話で、結論が出ませんでした。
何を相談したいのか?
説明をしていましたが、相談ではなく、人生論のような内容でした。
良く言っていることが分かりかねるため、何を相談したいのか?何を伝えたいのか?端的に言えるか問うと違う回答が返ってきました。
パソコンが嫌なのか?教室が嫌なのか?まで聞きました。 違うとの返答です。
会話については、
- まだ自身にやるべきことがある
- 自身がまだ身につけていな技能、知識は何なのか
- 仕事がしたい
- 社会に貢献したい
- 今まで培ったことが活かせることがしたい
- 私と15年前に会ったことがある
- 私の能力はすばらしい(あくまでも会話したことです)
- 今後の地球問題、世界情勢、現状の問題と今後どうなっていくのか
- 今後の日本の問題、将来に対する不安
- 裁判に対しての疲労と後悔…
その他諸々の会話です。
その中で当教室と如何に考えを学習と合わせられるかと問うと質問と答えは出てきません。
最終的な相談は聞けませんでしたので、回答も出せませんでした。
錯乱しているような状況と判断しました。
ひょっとしたら熱中症の懸念があります。
教室で水分を摂って、涼んでから受講終了となったため終了としました。
帰ったらエアコンをつけて、水分補給を忘れずにする旨を伝えて帰っていきました。
その時は、生田駅方面に向かっていました。(通常は、生田駅方向かバス停方向に向かいます)
私自身ももやもやした気持ちでの休憩時間です。
その後、、パソコンの修理をしていた暫くした後です。
夕方に娘さんが、父からの連絡あるはずがないとのことで直接教室に来られました。
時計を見ると17時頃でした。
上記の今日の事実を話しました。帰りも生田駅方面に歩いていきましたと伝えました。
娘さんも父親の変化に気付いて気になったようです。
生田駅に向かったのは、公衆電話を使うためではないかとのことでした。
まずは家に行き、父親が帰宅しているか確認を依頼しました。
その日はそれで終わりました。
翌日娘さんから電話連絡がありました。
父親の家に着いたのは18時を回っていたかと思います。
父親は帰宅していなかったため、警察に捜索依頼を出さしたそうです。
警察からは、娘さんは家に残り父親の帰りを待つように指示され、警察の方が捜索に当たることとなったそうです。
その後探していた時に地元のバス停の椅子で寝ていたところを発見されたそうです。
熱中症とか生命にかかるようなことはなかったそうです。
その後も支離滅裂な会話をしているそうです。
ここはどこ?私は誰?という風な感じです。
やはり熱中症が気になります。
通常でも自宅で会話上ではエアコンをつけている、タンパク質を摂っているといっていました。老人の悪気のないウソです。
実際は、エアコンはつけずタンパク質も摂取できていないことが事実でした。
まずは、当面1週間は、涼しい環境下で水分と食生活や規則正しい生活を送るようにおねがいしました。
更に、話しかけてあげることを伝えました。その中で状況が判断できます。
安静と安心が必要です。落ち着いたときにまた教室で学習して頂ければと思います。
体調がすぐれない時、異変を感じたときは絶対に安静にして休んでください。
受講はいつでもできます。
1日でも早い回復といつもの笑顔をお待ちしています。