当教室を始める前に渋谷のある飲食の新規出品から厨房調理~将来の商売拡大に向けたマニュアル作成、売り上げ、レジ誤差などエクセルで作成しました。
当初の話しでは、居ぬきで行うはずでしたが、ほぼ全改装。提供客数も最大で7席を何とか8席まで拡大してのオープンキッチン、カウンター型の店舗です。立地上24時間での従業員拘束の内容です。家賃は1か月80万円でした。
予定から大幅な変更です。
飲食は単価が低いために、いかに客単価を上げるか回転をたかめて客数を確保するしかありません。
オーナーが短期、中期、長期計画もすべてぶれぶれで結果往来的になっていました。
広報も担当していたので、現在も放映中のテレビにも出演で集客演出もしました。(現在は検索しても出てきません)
仕事終了後は食事がてら営業にも行きました。
社員の労働環境は私含めて社員の2交代制で、朝と夜です。12時間労働になります。朝から入ると昼食はまず取れません。夜に入ると様々な方長い間応対せねばならないことと生活習慣が逆転しますのでならすのが大変です。
人生の中で脂肪がなくなり、血管が浮き出たのは初めての体験でした。
最終的に、家賃、人件費を含めてオーナーが金銭的な契約変更を余儀なくされ多と同時に当店より契約を解除しました。
時給換算にすると1時間1,000円です。これならばもう受けられないと判断しました。
離れた後も気になり、HP検索で状況確認していましたが、当初の提供料理とのコンセプトからどんどんずれていきました。
その結果、隠れ家居酒屋、別の県に出店まで進めるも2年後には閉店という結果です。5年程度の営業での閉店です。
最終的には過剰投資で資金を回収できずに大きな負債を抱えたものと想定できます。
その間にはオーナーには様々な営業が来ます。その中で別の飲食専門の企業に取り込まれました。
企業はその時は笑顔で近づいてきますが、営業が下向くと金銭を回収して撤退します。
私がたまたま会議に出席したときに、短期、中期、長期の話しを聞いた時には5年後の話しをしました。
短期の話しは現状維持でした。結局、策なしで、精神論で頑張りましょうでした。
私が激高して、短期の回答を求めましたが、まともな回答はありませんでした。
結局、オーナーが騙されたようなもので、最終的には負債を被ったものです。
閉店後は、連絡が一度も取れないので、自己破産されたものと思われます。
今後個人で経営にあたる場合は、しっかりと短期、中期、長期計画を組んだ上で視点をぶらすことなく営業をしていきましょう。
プラス面でブレ分について軌道修正していきましょう。