下記の「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」という表題で生徒の皆さまの複数人の方からご相談を受けました。
内容は、契約不履行に伴う民事訴訟の通知となっています。現在、不特定多数の方に送りつけらています。
訴状はこのようなハガキでは届かないので、慌てずに対応してください。
裁判所からの通知は、通常「特別送達」という受領印を押して受け取る郵便物となります。
今回のハガキの内容には、「運営会社」と記載されているだけで、詳細な会社名が記載されていません。
いつ、どこで、誰が、何に対して訴訟を起こそうとしているかが不明です。
書類作りで必要な5W1Hに当てはめると全く訴状が成立しないのが分かります。
このような内容の架空請求はがき、メール詐欺が横行しています。完全に無視してください。
注意は相手にしてしまうことです。
決して相手に電話してはいけません。先方はカモを待っています。
電話をかけることで、かけてきた人物が特定されて付け込まれてしまいます。
付け込まれてしまうと言葉巧みに、訴訟を取り下げるために金銭を要求してきます。
もし、電話をかけてしまっても、先方と個別に合うとか、金銭を振り込むとかせず、すぐに警察に相談しましょう。